現在工場にお勤めの方でこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
「人間関係が悪くて辞めたい」
などと思っている方は多いのではないでしょうか。
工場ではいろいろなタイプの人が働いているので合う・合わないがあり、人間関係が円滑にいかないこともあります。工場に限ったことではないですが、人間関係が悪いと働くのが本当に嫌になりますよね。
今回の記事では人間関係が左右される3つのポイントと、良い人間関係を築く方法について解説します。

関係が左右されるポイントも要チェック!
- 工場関係の人間関係
- 人間関係がうまくいかない時の考え方
- 良い人間関係を築くには
工場の人間関係は最悪?

冒頭でも述べましたが、工場にはいろいろなタイプの人がいます。
面白い、おしゃべり、知識が豊富、物静か、など本当にいろんな人が存在します。
タイプの違う人がいれば自分に合う人、合わない人も必ず存在します。
その人のタイプによって人間関係が決まるのは当然のことですが、その中でも人間関係を大きく左右するのは次の3つだと私は考えています。
- 作業環境が良いか
- 上司からのサポート(気遣い)があるか
- 同じ作業をする従業員が優しいか
どういうことなのか。上記3つが人間関係にどう影響するか項目別に見てみましょう!
作業環境

夏は涼しいし、冬は暖かいし空調設備サイコー!
現場もきれいで機械も不備なく動くし、なんだか気持ちがいい!

空調設備が整っていたり、機械きれいだと気持ちがいいですよね!
環境が良いと気分も良くなり人間関係も良くなりやすいです。
- 不快な気温だとイライラして機嫌が悪くなる
- 汚れている現場だと空気が悪く、作業で汚れることも多くて気分が悪くなる
- 機械の故障が頻繁に起こると作業が上手く進まず、負担が増え心身共に疲れる
作業環境が悪いと作業者への負担が増え、ストレスが溜まり現場の雰囲気も悪くなってしまいます。そうなると必然と人間関係も悪化する傾向になります。
- 暑い・寒いの気温で、イライラしたりすることが減る
- きれいな現場だと汚れることも少なく気分が良い
- 正常に機械が動けば1人1人の負担が減り、精神的に余裕が出る
作業環境が良ければ作業者の肉体的にも精神的にも負担が減り、人間関係が良くなる傾向があります。
- 空調設備がある場合はしっかり活用してください。昨今では省エネ活動が推奨されており空調設備を十分に使えないかもしれません。夏は冷却グッズを利用し、水分補給をこまめに取り、冬は防寒グッズを利用したりなど対策をしましょう!
- 5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾をしてきれいにする活動)をしっかり行い、きれいな状態を維持するように心掛けてください。工場では決められた時間に5S活動があるので、その時間をしっかり活用しましょう!
- 自分たちで直せる故障の場合は早急に対応し、自分たちではどうにもならない故障は設備保全に連絡して修理してもらいましょう!
上司からのサポート(気遣い)があるか

○○リーダーはいつも僕のことを気にかけてくれるし、
○○課長は頻繁に現場に来て、周りの状況を理解しようとしてくれるから仕事がやりやすい!

上司が自分を気にかけてくれたり、日頃の現場状況を把握しようと
コミュニケーションを取ってくれると仕事もやりやすくなります!
気軽に相談できるような関係が良いですね。
- 悩みがあってもなかなか言い出せず、気持ちに余裕がなくなる
- 思っていることの考えがマッチングせず、モチベーションが下がる
- 信頼していいのか分からず不安になってしまう
サポートがないといざという時に誰に頼ればいいか分からず、悩みがあっても相談できる人がいないと作業者の不安と不満が積み重なり、人間関係も悪化する傾向になります。
また、上司の動向は自分の力だけで変えるのは難しいのも厄介ですね。
- 仕事やプライベートでも悩みがあるときに言いやすく、気持ちにゆとりが持てる
- 上司と自分の考えにすれ違いがなくなり、モチベーションを保てる
- 自然と信頼できる存在になり安心できる
上司からのサポートがあると、いざという時に頼れて、悩みがあるときに相談もできて現場の雰囲気も良くなり、人間関係が良くなる傾向があります。
- 誰にも悩みを打ち明けられないと、どんどん気持ちが落ちていってしまいます。相談事など上司に言いづらい時は周りの同僚や先輩に相談してみましょう。一人で抱え込まないように!
- 自分と上司、お互いの考えが分からず何に対して頑張ればいいのか見失ってしまう可能性があります。自分のやれる仕事をきっちりこなし、くじけず頑張りましょう!
- 信頼できる同僚や先輩と頑張る。これも大事ですが自分が信頼される存在になれるように何事にもチャレンジして、自分がこのラインを支える!それくらいの気持ちで頑張りましょう!
同じ作業をする従業員が優しいか

○○さんは仕事を丁寧に教えてくれる!
仕事は疲れるけど、○○さんは気さくに話しかけてくれてなんだか楽しい!

分からないことを聞いた時にしっかり教えてもらえたり、
作業合間とかで話しかけてもらえると自然と話がしやすい環境が
できます!仕事が楽しくできるに越したことはありません。
- 仕事をしっかり教えてもらえず分からないことが分からないままになり、やる気がなくなる
- 話すのに抵抗があったり、気まずいと思う関係だと緊張状態が続き精神的に疲れる
- ほとんど会話がないと距離が縮まることもなくつまらない
優しくないと、「怒られたらどうしよう」など常に不安と緊張をしながら作業することになるので、人間関係が良くなることはありません。
- 仕事やプライベートでも悩みがあるときに言いやすく、気持ちにゆとりが持てる
- 上司と自分の考えにすれ違いがなくなり、モチベーションを保てる
- 自然と信頼できる存在になり安心できる
同じ作業をする従業員が優しいと、当然ですが人間関係が良くなります。
ここで言う優しいとは仕事に対してちゃんと教えてくれたり、理不尽に怒ったりしないことを言っています。
分からないことをうやむやにやってミスをしたり、教えてくれてるのにちゃんと聞かなかったりすると怒られることもありますので、『優しい=怒らない』ではないので勘違いしないよう注意してください!
- 入社したての時は、いろいろと教えてもらわないと仕事にならないので必ず教えてもらえます。ですが、基本を教えたら「あとはやって覚えろ」ってタイプの人もいるので、基礎を覚えたらその作業のコツもしっかり掴んでスキルを磨きましょう!
- 自分から話しかけることも大事になってきます。話しかけてはこないけど話してみると面白い!なんて人も結構います。気まずい時は思い切って話しかけてみるのも手のひとつですね!
- 会話がなくても構わない。と思っている人もいるので一概には言えませんが、例えば自分のプライベートの話を振ってみたり、逆に「休日の日ってなにしてます?」など話題を振ると嬉しいと思ってくれる人は多いです!ちょっとしたところから距離が縮まったりしますね!
工場で良い人間関係を築くためには

前述で述べたことが人間関係を左右しますが自分の行動でも人間関係を良くできる方法があります。
- 挨拶・会釈はしっかり行う
- 話をしっかり聞き分かったことはYES、分からなかったらNOと相手にちゃんとアクションをする
- 興味があることは自分から質問をして、知識として自ら取り入れる
簡単そうなことかもしれませんがこれをするだけで周りから「あいつ頑張ってるな」、「話はちゃんと聞くし良いね」と思われ好印象を持たれます。
自分の印象が良くなれば働きやすくなれますし、会社での評価も上がりやる気に繋がります!
まとめ:工場の人間関係が最悪とは一概に言えない

今回は人間関係が左右される3つのポイントと、良い人間関係を築く方法を解説しました!
自分の行動もすごく重要ですが、正直自分の行動ですべて変えられるわけではありません。
ですが面接、または現場見学に行った際に作業環境が見れたり、現場の雰囲気などが感じられることもあります。事前に会社内の状況を把握できる可能性もあるので、入社したら全くイメージと違う。なんてことも少なくなるのではないのかなと思います。
今現在はインターネットで様々な情報が得られるので事前にしっかり情報を得ておくことが大事です!入社してから分かることもたくさんありますが、嫌と感じることがあれば打開策を考え実践してみましょう!
いずれにせよ感じ方は人それぞれです。「もう限界だ」と思う前に会社から退くのも手のひとつです。
疲れた時は休んで、頑張る時は一生懸命頑張って明日に繋げましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。

以上!まるしばでした!
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